あなたのプライバシーは安全ですか?

 現代社会では、盗聴や盗撮の被害が年々増加しており、プライバシーの侵害が一層巧妙化しています。

  • ストーカーによる盗聴・盗撮(元恋人や知人が監視目的で設置)
  • 企業間スパイによる情報盗取(競合企業が社内情報を盗む)
  • 悪意のある第三者によるプライバシー侵害(SNSでの拡散目的)

「もしかして盗聴されているかも…」

被害が発覚したときにはすでに情報が流出しているケースも多いため、早めにチェックすることが重要 です。

そこで今回は盗聴器が仕掛けられている場合の異変と自分でできる盗聴器の発見方法(盗聴発見器以外)をご紹介したいと思います。

 

 

盗聴器が仕掛けられている?よくある異変

 テレビから異音が聞こえる

安価な盗聴器の場合、テレビの周波数と近い周波数を発している場合があります。

その場合、雑音やノイズなどの異音が聞こえます。

ある日を境にテレビから異音が聞こえるようになった場合は、盗聴器が仕掛けられている可能性があります。

 

 

 プライベートな情報が漏れている

個人情報や誰にも伝えたことのない情報が他者に知られている場合は盗聴器が仕掛けられている可能性が高いです。

  • 競合企業に社外秘の情報が流れている
  • 覚えのないSNSアカウントに自分のプライベートな情報があがっている

 

 家の近くに見知らぬ車が長時間停まっている

盗聴器は、性能によっては遠方で聞き取りにくい場合があります。

そのため、対象者が家で生活している様子を鮮明に聞くために、盗聴器が設置されている家の近くで車内から盗聴している可能性があります。

 

 

 盗聴器の主な種類

一般的には、有線式無線式の二つに分けられます。

盗聴で一番多く使われている盗聴器は無線式です。

  • 無線式=電波を利用して情報を送信します。
  • 有線式=電波を利用しない(ケーブル、機械にそのまま録音する)

※電波を発していない分、盗聴器の発見に関しては目視メインになります。

アナログ式盗聴器

無線式の中でも最も多く流通しているタイプの盗聴器です。

テレビやラジオと同じ種類の電波を発信して、盗聴します。

デジタル式盗聴器

暗号化できるデジタル電波を使用するのがデジタル式盗聴器です。

そのため、アナログ式と異なり傍受するのが難しい為、発見するのが困難なタイプです。

リモコン式盗聴器

リモコンで盗聴器の電源のオンとオフを操作できるタイプです。

そのため、電源オフの状態では一般的な盗聴器発見器では発見できません。

ただし、探偵業者は、専用の機械で盗聴器をハッキングするので、電源を強制的にオンにした状態で捜索することが可能です。

 

長くなりますので盗聴器発見器以外の盗聴器の見つけ方は【後編】でご紹介したいと思います。

 

 

 

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