探偵が調査で行う内容といえば
- 張り込み
- 尾行
- 証拠写真の撮影
これが探偵調査の基本となります。
では「証拠写真の撮影」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、探偵が行う撮影は違法なるのかをご説明します。
参考にしていただければと思います。
探偵の盗撮は違法ではない
結論から言えば、探偵の盗撮は違法になりません。
探偵が撮影した映像や写真で作成した調査報告書が裁判で証拠として使用されるほど、
探偵による撮影は法律で認められている手段です。
証拠の撮影は探偵の重要な仕事のひとつです。
これが犯罪になることはありませんので安心して下さい。
もし、探偵に浮気調査の依頼をして、後にパートナーや浮気相手から

「プライバシーの侵害だ!」
と言われたとしても探偵業法の範囲内であれば探偵による不倫調査は合法です。
問題ありません。
ただ、探偵でも盗撮が違法になるケースもあります。
探偵の盗撮が違法になるケース
①不法侵入
撮影を行うために他人の住居や建造物に無断で立ち入った場合です。
その場合「住居侵入罪・建造物侵入罪」として処罰されてしまいます。
②わいせつな撮影
例えば更衣室やトイレなどを撮影する、スカートの中や下着が写る撮影はもちろん違法です。
その場合「迷惑防止条例違反」や「軽犯罪法違反」として処罰されてしまいます。
③脅迫
当たり前のことですが、撮影した写真を用いて

「黙っていてほしかったら金を払え!」
などと脅迫をした場合「脅迫罪」として処罰されます。
~まとめ~
相手の同意なしに撮影を行っても原則として違法性は問われません。
だからといって、個人的に証拠収集を行うと、気付かないうちに何か違法な行為を行ってしまう可能性があります。
このようなトラブルを避けるためにも調査の「プロ」、探偵に調査を依頼すると安心ができます。
ただし、悪質な探偵業者は違法行為を行う可能性があるので注意が必要です。
探偵に依頼するときは、ちゃんとリサーチをして信頼できる探偵業者に依頼するようにしましょう。